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窓サッシの比較[アルミ・樹脂・アルミ樹脂複合][おすすめの窓サッシはどれ?]
樹脂窓って最近よく聞くけどアルミの窓とどっちがおすすめなの?
こんな疑問を解決します。
詳しくいえば、窓というよりサッシの違いになります。
サッシとは窓枠のことで、樹脂サッシの方が断熱性能に優れており、結露しにくいためおすすめです。
ですが樹脂サッシにもデメリットはありますので比較しながら解説していきます。
・窓サッシの比較[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]
・窓サッシの性能比較[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]
・窓サッシ[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]はどれを選べばいいか?
それでははじめていきます。
窓サッシの比較[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]
窓のサッシは主に4種類が使われています。
・アルミサッシ
・樹脂サッシ
・アルミ樹脂複合サッシ
・木製サッシ
今回は木製サッシを除いた3種類を詳しく解説していきます。
アルミサッシとは?
昔は主流のサッシでしたが、だんだん普及率が減りつつあります。
理由はやはり断熱性の問題です。
ですが価格は安いので、未だに多く使用されています。
素材はアルミニウムです。
・価格が安い
・強度が強い
・断熱性が低い
・デザインとカラーバリエーションが少ない
・薄くつくれる
・軽い
樹脂サッシとは?
現在日本では20%ほど使われているサッシで、素材は塩化ビニール樹脂になります。
熱や音が伝わりにくいと言われており、樹脂サッシはアルミサッシの1000分の1しか熱を伝えません。
めちゃくちゃ断熱性に優れているということです。
・価格が高い(アルミサッシの約2倍)
・強度はアルミより劣る
・断熱性が高い
・デザインとカラーバリエーションが豊富
・厚みがある
・重い
アルミ樹脂複合サッシとは?
今1番主流となりつつあるサッシです。
外側がアルミサッシ、内側が樹脂サッシの複合タイプです。
外側はアルミサッシなので紫外線に強く、また薄く作れるのでガラス面が樹脂窓より広くなり、すっきりして見えます。
半分アルミにすることで価格も抑えることができ、外側にアルミサッシにすることでアルミサッシの良さを引き出しています。
ですが、断熱性はオール樹脂サッシより劣ってしまいます。
・外側にアルミサッシ
・内側に樹脂サッシ
・価格はやや高い(アルミサッシの約1.5倍)
断熱性は樹脂サッシより劣る
窓サッシの性能比較[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]
次にサッシの性能を比較していきます。
まず熱貫流率の違いをみていきます。
熱貫流率とは値が低いほど熱が伝わりづらく、断熱性が高いことを意味してます。
▽APW330と430は樹脂サッシです。
出典 ykkap HP
樹脂サッシの方がかなり低い値となっています。
ですが熱貫流率では分かりにくいと思うので、次は実際の結露具合でみていきます。
▽アルミサッシ(複層ガラス)です。かなり濡れてます。
出典: https://www.asunaro-studio.com/blog/sekio/2017/01/5706/
▽アルミ樹脂複合サッシです。サッシ部分も少し濡れています。
出典: https://www.asunaro-studio.com/blog/sekio/2017/01/5706/
▽樹脂サッシです。ガラスは濡れていますが、サッシは濡れていません。
出典: https://www.asunaro-studio.com/blog/sekio/2017/01/5706/
ちなみに断熱性能が違うということは、電気代も変わってきます。
▽樹脂サッシはアルミサッシと比べると年間で、かなり電気代がお得となります。
出典 ykkap HP
窓サッシ[アルミ、樹脂、アルミ樹脂複合]はどれを選べばいいか?
結局どれを選ぶのがいいかというと、お金に余裕があれば樹脂サッシをおすすめします。
コストがかかる以外はデメリットはほぼありません。
樹脂はアルミより紫外線に弱く、ひと昔の前のは紫外線により色あせていましたが、最近のものは改善されてきたみたいです。
アルミより劣化するのがはやいかもしれませんが結露して壁が腐るよりはマシです。
もし予算がない場合は最低でもアルミ樹脂複合サッシを選ぶといいと思います。
さいごに
家づくりにおいて窓サッシなんて見落としがちなところだと思います。
ですが窓のサッシの性能はは快適な生活を送るためには必要不可欠な存在です。
標準仕様が何になっているか確認し、樹脂サッシかアルミ樹脂複合サッシのどちらを採用するか、予算をみながらしっかりと考えることをおすすめします。
それではまた!
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