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引き違い窓のメリットとデメリット[引き違い窓を採用して思うこと]
こんにちは、マエです。
我が家では計6カ所に引き違い窓を採用しています。
家づくりの最中には知りませんでしたが、引き違い窓にはわりと多くのマイナス面が存在します。
もちろん悪いことばかりではありませんが。
今回は引き違い窓のメリットとデメリット、採用して思うことを紹介していきます。
- 引き違い窓のメリット
- 引き違い窓のデメリット
- 引き違い窓を採用して思うこと
それでははじめていきます。
引き違い窓のメリット
まずメリットは以下の通りです。
大きい面積で採光がとりやすい
昔はほとんどが引き違い窓だったと思うので、実家などで慣れ親しんだ窓だと思います。
縦滑り出し窓などが使いにくいわけではありませんが、引き違い窓がシンプルで使いやすいのは間違いありません。
それと多用されるため、大量発注などによりほかの窓より安くなります。
安く大きい窓の面積が確保することができるので、部屋に光を多く入れることが可能です。
引き違い窓のデメリット
次にデメリットです。
たしかに我が家の窓でも縦すべり出し窓に比べて熱貫流率はやや低くなっています。
そして気密性は断熱性よりもネックなのではないかと感じています。(後ほど紹介します)
とにかくこの気密性と断熱性がよくないということが引き違い窓の最大のデメリットと言えます。
引き違い窓を採用して思うこと
結論からいうと引き違い窓に相当後悔しています。
ですが、全ての引き違い窓に後悔はしているわけではありません。
リビングの引き違い窓(掃き出し窓)は開放感もあって、出入りもする場所なので特に問題はないと思っています。
問題は主寝室の窓です。
6畳の部屋に引き違い窓が2セットあります。
日中部屋は明るくていいのですが、冬は冷気をものすごく感じます。
今年はかなりの厳冬だったため、寝ているときは余計に冷気を感じました。
試しに外気温0.4℃のときの、隙間風が入るところを計ってみました。
2F寝室なので室温は21.7℃、窓は9.3℃でした。
こちらは同じ時間帯の2F廊下の縦滑り出し窓で、19.1℃でした。
直接計測できる機械を持っていないので、正確な計り方ではないかもしれませんが、冷気が入ってきているのは一目瞭然です。
約10度の差がありました。
ついでに1階の掃き出し窓と縦滑り出し窓も測定してみました。
外気は−0.4℃です。
リビングは22℃で掃き出し窓は9.5℃でした。
▽1階の縦滑り出し窓は17.6℃でした。
約8℃差がある結果となりました。
この結果から引き違い窓にはやはり隙間があるということが改めてわかりました。
冬は部屋が冷えて暖房費が余計にかかり、梅雨時期は湿気たっぷりの空気が入ってきているということです。
部屋は暖かいのに、窓の近くで寝ていたらそりゃあ寒いと感じるわけです。
今ならどういう選択をするか?
家の掃き出し窓以外の引き違い窓をすべて変えているかもしれません。
寝室2つと子供部屋1つ、リビング1つです。
腰壁の窓なら横・縦滑り出し窓でも問題ないですし、まぁまぁ増額とはなっていたと思いますが、外気の侵入が防げるなら安いものだと思います。
ただ家の窓に関しては、見た目も考量して同じサイズの窓を使用してくれていたので、そのへんのバランスがおかしくなるかもしれません。
とにかく、掃き出し窓やバルコニーに繋がる窓以外は引き違い窓をなるべく使わない方がいいかなと思いました。(予算などの都合もあると思いますが)
それでも採用される方は、引き違い窓のデメリット部分をきちんと理解しておくことが大事ですね。
我が家の対策としては、
発砲ポリエステルを隙間部分に詰めて、冬の間だけ隙間を埋めている方もいるみたいなので、また来年チャレンジしてみようかなと思います。
それではまた!