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24時間換気システムの種類と各家庭にあった選び方
24時間換気システムをいれる予定なのだけど、うちではどれを採用したらいいの?
こんなん悩みを解決します。
▽24時間システムは何?という方はこちらから
・24時間換気システムの種類と特徴
・24時間換気システムの各家庭にあった選び方
結論から言うと第1種換気方式か第3種換気方式が適しています。
本人の性格や予算、家の性能によってどちらになるか変わってきます。
それでは、詳しく説明していきます。
24時間換気システムの種類と特徴
まず24時間換気システムには下記の3種類があり、換気の方法や特徴が異なります。
・第1種換気方式
・第2種換気方式
・第3種換気方式
第1種換気方式
引用画像 桧家住宅名古屋ホームページhttps://www.hinokiyanagoya.co.jp
給気、排気ともに機械式のファンで行うので、3種類の中でもっとも安定して、換気を行うことができます。
気密性が低い家でも安定した換気効果が得られます。
しかしメンテナンスが大変なことや、イニシャルコストやフィルター交換などのランニングコストも3種類の中では、もっともかかってしまいます。
第2種換気方式
引用画像 桧家住宅名古屋ホームページhttps://www.hinokiyanagoya.co.jp
給気を機械式のファン、排気を自然に行います。
コストは第1種換気方式よりは安く、第3種換気方式より高いです。
価格が割に合わないことや、壁内結露のリスクがあるため、住宅ではあまり使用されていません。
壁内から汚染感染の恐れがないため、病院や工場で多く採用されています。
第3種換気方式
引用画像 桧家住宅名古屋ホームページhttps://www.hinokiyanagoya.co.jp
第2種換気方式と逆で、給気を自然に、排気を機械式のファンで行います。
この方式は1番コストがおさえられ、メンテナンスも非常に簡単です。
なので、住宅においていえば3種類の中ではもっとも採用されています。
しかし、各部屋に給気口をつけなければいけないので、外の気温の影響を受けやすいのと気密性能が悪いとうまく換気されません。
24時間換気システムの種類のまとめ
・機械で行うため、安定して換気が行える
・気密性が低くても問題なし
・メンテナンスが大変
・もっともコストがかかる
・メンテナンスが楽
・コストがおさえられる
・気密性が低いと問題あり
・外気の影響を受けやすい
第2種換気は住宅であまり使用されていないので、候補から外しました。
次にこの2種類のメリットとデメリットから、どのような家庭に向いているか深堀りしていきます。
24時間換気システムの各家庭にあった選び方
家の気密性が低い場合や機能にこだわりたい場合
第1種換気方式の一択です。
家の気密性が低いのに第3種換気方式をつけたら、うまく換気されない可能性があります。
第1種換気よりはコストがかかりませんが、それでも安いものではないので、確実に効果があるものをつけたいですよね。
なので、第1種換気方式をおすすめします。
家の気密性が高い場合や予算がない場合
もうお分かりでしょうが、第3種換気方式の一択です。
家の気密性が高ければ、第3種換気方式でも安定して換気できます。
だいたいC値1.0以下なら問題ないといわれています。
▽C値についてはこちらから
メンテナンスも楽で、コストもおさえられるのでいいことばかりです。
ただ寒冷地や温暖地では注意が必要です。
▽第3種換気システムを使用した感想はこちらから
24時間換気システムの種類まとめ
あなたの家ではどちらになりそうでしょうか?
ハウスメーカー任せにならないように、気密測定を必ず行い、家の性能や自分にあった換気システムを選んでくださいね!
▽気密測定はこちらから
それではまた!