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イレクターパイプを使ってフリードの荷室を2段化DIYしました
こんにちは、マエです。
我が家は5人家族で、6人乗りのフリードクロスターに乗っています。
なので、荷室は3列目の約半分しかありません。
今まではこれでなんとかキャンプには行けていましたが、
冬キャンプもやりたいし、もっと楽に荷物を積みたい!
というわけで、イレクターパイプを使って荷室2段化のDIYをしてみました。
車を買い替えろよと言われたらそれまでですが、普段の生活ではまったく困ってないですし、フリードも気に入っている。そして何よりそんなお金なんてありません。
なかなか我が家のようなケースはないと思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。
現状の荷室の使い方と課題
まずはこれまでキャンプの荷物を乗せたときのフリードの荷室はこんな状態でした。
3列目には座席もあるので、あまり高く積むことができていません。
さらにルーフボックスにも荷物があり、子供の足元にテントや着替えなどを置かないといけない状態に。
そんな感じでなんとか荷物を積むことができていました。
狭い上にやっかいなのは、この後ろタイヤ上部のデッドスペースです。
これのせいでさらに荷物が載せにくくなっていました。
こんな感じで無印の頑丈ボックスを置くだけで横幅はギリギリになってしまいます。
ちなみにですが、3列目のシートはかなり邪魔になるので、ひとつ外しています。
順番通りにおかないとうまく載らないので、撤収時もなかなか片付かないというのが課題でした。
なので、デッドスペースを解決し、物ををどんどん置いていけるような2段のスペースとなるようにしていきます。
イレクターパイプでフリードの荷室を2段化DIYしました
まずイレクターパイプでDIYする場合は図面を書くことをおすすめします。
パーツ1つ1つは安いものの、数が増えればそれなりの金額となるので、正直ミスは避けたいからです。
実際に書かないとなかなかイメージがしづらく、何が必要かもわかりにくいので図面はやはりあったほうがいいと思います。
私が作った図面と完成したものがこちらになります。
訳あって多少図面とは違うサイズとなりました。
そして購入したパーツと金額は下記の通りです。
品番 | 価格 |
---|---|
パイプ H2000×2 | ¥1,760 |
パイプ H1500×3 | ¥1,914 |
パイプ H450×7 | ¥1,532 |
J-4S BL ×6 | ¥1,313 |
J-5 S BL ×5 | ¥742 |
J-12AS BL ×3 | ¥834 |
J-112BS BL ×2 | ¥316 |
J-112AS BL ×6 | ¥891 |
J-7BS BL ×1 | ¥218 |
J-12BS BL ×1 | ¥278 |
J-59CS BL ×3 | ¥326 |
J-59AS BL ×2 | ¥396 |
J-113S BL ×6 | ¥528 |
アジャスターS BL ×1 | ¥228 |
天板 | ¥2,480 |
合計 | ¥13,820 |
それでは完成したものを見ながら、どのようかところを工夫したか解説していきます。
まず下の段にも重い物(クーラボックス、無印頑丈ケース)が入るように横幅は400mm、高さ524mmまでなら入るようにしました。
そしてデッドスペース部の上部までイレクターパイプを組んであるので、このスペースも有効に使えるようにしました。
そしてこのスペースにゼインアーツのトードテーブルをいれたかったので、脚の高さを525mmとしました。
トードテーブルは収納サイズが結構大きいので、このデッドスペースに入ってくれることでかなり助かるはずです。
この部分は耐荷重が心配だったので、脚を付けておきました。
デッドスペース上部の前側には現段階では脚はつけていませんが、後々脚がつけれるようにジョイントパーツをJ-4Sにしておきました。
そしてこの荷室の横には子供がいるので、荷物が流れていかないように柵をつけました。
柵の高さは約420mmとしたので、ストーブなどの高さがある物を置いても倒れることはありません。
間の柵のジョイントはJ-59Aにしたので好きな高さに変えることができます。
子供のシートに物が流れていかにように、置くものによって変えていく予定です。
そしてフリードの3列目の後ろ側の荷室は奥行きが250mm程度と使いにくいので、椅子や長い物を入れても物が落ちないように柵をつけました。
このスペースにはインフレーターマットやチェアを置くのにちょうどよさそうです。
この二段化を作るにあたって1番悩んだのが、奥行きでした。
長ければ長いほど積載量が増えるけど、子供が3列目に行きにくくなるし、2列目の座席の位置も子供の成長に合わせて変わっていくだろうしと結構悩みました。
ただ今後のことはさすがにわからないので、2列目のシートをやや後ろ気味に下げた状態を基本として、3列目のシートの先端からプラス50mm奥に設定しました。
我が家の子供は女2人、男1人(5歳3歳1歳)なので、少しはみ出してもしばらくは問題なく通れるかなと思い50mmほど伸ばしました。
実際に5歳の子供に通ってもらっても問題ありませんでした。
そして天板をどう設置するかですが、小さい子供がいるので棚受けをつけてそれに収まるサイズにしました。
イレクターパイプの上に載せるほうが耐荷重もあってよかったのですが、天板の角で子供が怪我をしないようにこのような形としました。
少しでも強度が増すようにと追加でJ-113をつけました。
ちなみにイレクターパイプとパーツの接続箇所には接着剤ではなく、マスキングテープを巻きました。
接着剤だと分解できないですし、今後形を変えたくなるかもしれないので、マスキングテープにしました。
最初は2周していたのですが、きつかったので1周にしましたがそれで十分でした。
実際にキャンプでの荷物をまだ載せてないのでわかりませんが、確実に積載量は増えて、使いやすくなっているはずです。
キャンプに行って荷物を載せたら追記したいと思います。
イレクターパイプのDIYで注意すること
初のイレクターパイプでしたが、いろいろと注意しないといけないことがあるなぁと思いました。
それはまずすべてのパーツが揃っているお店はあまりないということでした。
計画時ではパンフレットをみてこれを使おうと考えてみましたが、いざお店に行くと「このパーツがない」ということがありました。
ほかの店やネットで買うか、事前に電話で確認して取り寄せておく必要があります。
というわけで1日では全てのパーツが揃わないと思った方が良さそうです。
次に、パーツが地味にややこしいです。
たとえば棚受けであるJ-112Aなどは、隣り合う箇所には両方ともこれをつけることができず、このような場所にはJ-112Bをつけないといけません。
わからない場合は店員さんに事前に聞いておくといいかもですね。
そして、これは私に場合だけかもしれませんが、パイプカッターで自分でカットしていくと1mmの差はでてしまいました。
なので手動で切る場合は、1000mm→350mm×2、300mmのようにちょうどに分けるより、少し余らせるようにした方が多少失敗してもなんとか調整できると思いました。
ちなみに手動10カットで30-40分かかりましたが、ものすごくしんどくはないけど、楽ではありませんでした。
可能であれば、カットサービスありのお店にお願いする方がミスもないので良さそうです。
さいごに
初めてのイレクターパイプでの作成でしたが、パーツも多くていろいろ考えながら作るのが結構楽しかったです。
器用な方ではありませんが、なんとかフリードの荷室の二段化DIYに成功しました。
今回のDIYでキャンプ道具だけでなく、普段の買い物や、子供の自転車を載せるのもかなり楽になりました。
フリードで同じお悩みの方はぜひお試しください!
それではまた!