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基礎断熱とは?基礎断熱のデメリットは我が家では実際にどうなのか?
こんにちは、マエです。
みなさんは自分の家の断熱の仕様を知っていますか?
たとえば、天井断熱か屋根断熱なのか、床断熱か基礎断熱なのか 。
これらの断熱の仕様はHMや工務店の標準から変更する人はほぼいないと思います。
私もまったくどんなものかも知らずに、工務店に任せっきりでした。
▽我が家の断熱材の種類と厚さはこちらから
我が家は基礎(内)断熱ですが、今回は基礎断熱のデメリットは我が家では実際にどうなのかを解説していきます。
・基礎断熱とは?
・基礎断熱のデメリットは我が家では実際にどうなのか?
それでははじめていきます。
基礎断熱とは?
まず基礎(内)断熱とは、その名の通り基礎部分のコンクリートに断熱材を充填しています。
なので、基礎部分も含めて家の室内といった感じになります。(濃い赤が断熱材です)
▽この青いのと白いのが断熱材です。
ホースみたいなのは第三種換気システムのダクトです。
一方、床断熱は床の下に断熱材を充填しているので、床上からが家の室内といった感じです。
どちらがいいというものではなく、それぞれにメリットデメリットがあります。
▽基礎断熱と床断熱の違いについてはこちらの記事がわかりやすかったです。
次に基礎断熱のデメリットは我が家では実際にどうなのかを解説していきます。
基礎断熱のデメリットは我が家では実際にどうなのか?
まず基礎断熱のデメリットは以下の通りです。
・床断熱と比べてコストがかかる
・2年くらいは床下の結露、カビの発生リスクが高い
・床断熱と比べてシロアリの被害を受けやすい
・水が侵入してしまうと結露、カビの発生リスクが高くなる
コストは比べられないのでそれ以外を我が家では実際にどうなのか解説していきます。
2年くらいは床下の結露、カビの発生リスクが高い
2年くらいは基礎のコンクリートは湿気を放出します。
それにより床下の湿度が上がり、床下の結露・カビ発生リスクが高くなってしまいます。
▽試しに引き渡しから1年経った我が家の床下と基礎内の湿度を測定してみました。
この日は雨が降っていたので1階の湿度は高めですが、基礎内はそれよりも上回っています。
ですが今の所、結露やカビなどはみられません。
第三種換気システムのダクトもあるので、換気もしっかりと行われています。
コンクリートが完全に乾いたら、床断熱より結露のリスクはかなり下がるみたいです。
床断熱と比べてシロアリの被害を受けやすい
今の所、基礎内は特に変わった様子はありません。
我が家は基礎の中にホウ酸を散布してシロアリの対策をしています。
私の工務店では基礎断熱を始めてから20年ほど、シロアリの被害を見たことがないみたいです。
これを聞くと結構安心ですね。
点検時にチェックもしているそうです。
水が侵入してしまうと結露、カビの発生リスクが高くなる
基礎の打ち継ぎ部分などから、床下に水が侵入してくると結露やカビの発生リスクが高くなります。
なので、我が家の場合は基礎と駐車場の間のGL(建築物の建つ土地の表面レベル)を下げています。
基礎の打ち継ぎ部分より下げることで外からの水の侵入を防いでいます。
さらにその下げた部分に傾斜を付けることによって、水がたまらず駐車場の方に流れるようになっています。
駐車場にも若干の傾斜がついているので道路へと水は流れていきます。
工務店の方は、このように計算する作業や、これを施工する作業が非常に大変だと言っていました。
我が家の基礎断熱のまとめ
基礎断熱のデメリット部分に関してはしっかりと対策がとられており、今のところ問題はなさそうです。
これも工務店が今までの経験を生かしてプランしてくれているおかげだと思います。
今回は自分の家のことながら知らないことが多かったので、私自身もかなり勉強になりました。
建てる前から知っておけよって感じの内容かもしれませんが、自分の家のことを知るのは改めて楽しいなと思いました(笑)
それではまた!
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