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[逸品]ゼインアーツのトードテーブルを徹底レビュー
こんにちは、マエです。
2023年にゼインアーツから初となるテーブルが発売されました。
その名もトードテーブルです。
意味は「一饋に十度立つ」ということわざからきており、快適すぎて何度でも使いたくなるという意味からトード(十度)テーブルと名付けたそうです。
ちなみに同じく発売されたレードチェアは、一度も立ち上がらないくらい快適という意味からレード(0度)チェアと名付けたみたいです。
ゼインアーツのギアはしっかりと名前の由来があっておもしろいですよね。
今回はそんなゼインアーツのトードテーブルをレビューをします。
トードテーブルの組み立て方をレビュー
まずは組み立て方からレビューしていきます。
組み立て方は非常に簡単で、30秒あれば完成します。
まずは向きを縦にして、脚をひらいていきます。
ロックを解除するために1回横に開いて、
そのまま下にスライドさせ、今度は脚の根の部分のロックをかけます。
この脚部のロック機構がとても画期的で、しっかりロックされているし、力もまったくいりません。
動画を載せてますので、ぜひこちらをご覧ください。
このロック機構はフィールドラックにもぜひ採用してほしい!!
・・まさかゼインアーツからフィールドラックが出るのか。
反対も同様に開いたら、次は天板を載せていきます。
アルミ材の天板が6枚付属しており、表裏だけ間違わないように載せていきます。
これで完成です。
楽すぎる!今まではモンベルのテーブルの組み立てが地味に面倒だったなぁ。
組み立てがものすごく楽な理由として、脚部とテーブル枠が一体化しているからだと思いました。
なので組み立てが楽な代わりに、収納サイズは大きいです。(864×442×26mm)
モンベルのテーブルと比べるとこんな感じです。
厚さがないので積載には問題ないですが、収納サイズ(横幅)がほかのテーブルより大きいことは頭に入れておいた方が良さそう。
トードテーブルをレビュー
続いてまずは本体をレビューしていきます。
- 圧倒的なかっこよさ
- 安定感と軽量性
- サイドの窪み
- 収納ケース
- 価格
圧倒的なかっこよさ
もうずっと見ていられるくらいかっこいいです。
枠はポールやコズテーブルのようなメタルグレーのような感じで、天板はマットな黒になります。
この強弱のついた色味がかっこいい。
ただ、このアルミ天板に指紋や汚れが付きやすいので、お子さんがいる家庭ではすごく汚れが目立つかもしれません。
そして、この手のテーブルは脚がしっかりとしていますが、トードテーブルの脚はワイヤーフレームとなっており、かなりシャープな印象です。
いやーこの見た目好きすぎます。
安定感と軽量性
シャープな印象であるのに、がたつきなどはなく、かなり安定しています。
この筋交いがいい働きをしているそうです。
重量は5.4kgとワイヤーフレームなのでまずまずの軽さです。
ただサイドの窪みが持ちやすいので、実際に持ち上げるとさらに軽く感じました。
サイドの窪み
横側の窪みは持ち上げる際にもがっちりと掴めますし、いろいろなものを引っ掛けることができます。
オプションのハンガーがなくてもシェラカップは2つまで付けられて、
ティッシュやキッチンペーパーをかけるのにも良さそうです。
収納ケース
収納ケースは、CAMPHUCKのYoutubeで小杉さんがしきりに過剰と言っていました。
こちらは小杉さんが考えたわけではなく、ほかのスタッフさんが作ったみたいです。
収納ケースの4コーナーにはパッドが入っており、かなりしっかりした作りになっています。
買い手にとっては過剰な作りは非常にありがたいですけどね。
収納ケースを開くとメインのテーブルを収めるスペース。
天板を2枚ずつ収めるポケット。
オプションパーツを収めるポケット
さらに天板とオプションパーツを収めるポケットには蓋がついており、逆さにしても落ちることはありません。
そして、2箇所ベルクロがついており、がっちりと固定することができます。
ちなみにオプションを全ていれても問題なくとめることができました。
シェラフはメインスペースに、ハンガーはバーナーと一緒にポケットに入れました。
そしてケースにはさりげなくゼインアーツのロゴもついており、目立ちすぎず、とてもいい感じです。
価格
価格ですが正直あまりかわいくありません。
本体が24,970円、オプションと全部合わせると41,910円もしてしまいます。
これからキャンプを始めようという方が、いきなり買うにはややハードルが高いかもしれません。
ただ使用している素材や見た目のかっこよさ、組み立てやすさ、収納ケースなどを考えると適正な価格だと個人的には思います。
マエストロのケルンと比べると安くは感じますが、ラーテルワークスのテーブルと比べると少し割高に感じるかもしれません。
ウッドパネルテーブルは本当にコスパ良すぎ。売れる理由もわかります!
トードテーブルのオプションパーツをレビュー
続いてトードテーブルのオプションパーツを3種類レビューしていきます。
このオプションパーツでトードテーブルがさらにかっこよく、機能的になります。
ハンガー
まずはハンガーです。
素材はステンレスで、2本セットになります。
付け方は簡単で、下から穴にいれてネジで固定するだけです。
ネジには細かい凸凹の加工(ローレット加工)が施されており、いいアクセントになっています。
シェラカップは4つまでかけることができました。
キッチンペーパーホルダーなんかをつけるのも良さそうですね。も直接つけることができました。
ハンガーを付けるのはやや面倒。
つけたまま保管できたら最高でした。(わがままですみません)
バーナーデッキType1
こちらはSOTOのST-310と340専用のバーナデッキになります。
Type1なので、需要があればそのほかのバーナーでも使用できるデッキが発売されそうですね。
取り付け方は非常に簡単で、まずは天板を2枚外します。
次に、トレーをつけてSOTOのバーナーを中央に載せます。
ちなみにトレーは、横からみるとこのようにセットします。
最初、落下防止用の立ち上がりがあるかと思って反対につけようとしてました。
最後にバーナーの五徳に合わせて天板をかぶせたら完成です。
ちなみに手前側でバーナーを操作したい場合だと、ゼインアーツのロゴが奥側になります。
ものすごく簡単!
位置の変更もスライドさせるだけなので、気軽に好きな位置に変更可能です。
また、ツマミ確認口があり、わざわざかがまなくてもバーナーのツマミの位置を確認することができます。
ほかにも高温ゾーン目安ラインがついており、非常に使い勝手が良い作りになっています。
今までSOTOのバーナーは反射熱が気になってたけど、これなら大きい鍋やマルチグリドルが使える!
収納は重ねてコンパクトになり、トードテーブルの収納袋に収めることができます。
今まではタフ丸を使用してきたのですが、こちらを実際に使用してみると、高さがないのでものすごく調理がしやすかったです。
このバーナーデッキをつけてキッチン専用のテーブルとして使いましたが、子供にも危なくないですし、非常に便利に使えました。
シェラフ
最後はシェラフです。
小杉さんはテーブルを作る段階で、サイズを大きくするより、上下の空間を使う考えだったみたいで、1番初めから構想にあったオプションだったのかもしれません。
こちらはフレームワイヤーのところに載せるだけです。
ただ載せてるだけですが、がたつきはなく、かなりしっかりとしています。
またステンレス素材なので、熱いものを載せても問題ないので、調理に使った鍋や小物類など、いろいろな物を置くのに使えそうです。
サイズも676×230mmあるので、かなり広々使えます。
実際にキッチン道具を置いてみると、この位置に収納があるのがものすごく便利で、あれはどこにあったかな?ということが少なくなり、作業効率が良くなりました。
ミニオズハンガー
こちらはハンガーをつける穴に直接装着できるスタンドになります。
長くなったので、詳しくは別記事にまとめました。
トードテーブルのまとめ
いかがでしたか?
まとめるとこのようになります。
多少の欠点はあったりしますが、間違いなく買って後悔がないテーブルだと思います。
今は常時ストックがある状況ではないですが、入荷タイミングを見逃さなければ手に入れることは可能です。
2024年4月にオプションパーツであるミニオズハンガーが発売されましたが、これからさらに発売されるであろうオプションパーツはどんなのか非常に楽しみですね。
それではまた!